【お出かけ】初めての飛行機!

旅行・お出かけ

11月7日~15日まで、夫の両親が住んでいるアリゾナ州へ旅行へ行ってきました。

旅程は以下の通り

  • 7日 フェニックス空港へ到着。両親と再会
  • 8日~11日 グランドキャニオンへ旅行
  • 12日~15日 アリゾナ州カサグランデにある両親の家に滞在 

いざ出発!

7日の朝。7時半発の飛行機に乗るため、3時に起床し、すぐにフィンとプーに朝ごはんをあげました。初めての飛行機だから、緊張や乗り物酔いなどを考えて早めにご飯をあげておくことにしました。これだけ時間が空いていれば、ある程度消化されて大丈夫なはず。

4時半頃、オヘア空港へ向けて家を出ました。タクシーやウーバーの利用も考えたのですが、帰りの飛行機の時間が夜遅く(深夜12時頃)になるからか乗車料金がとても高くて、結局自分たちの車で行き、ターミナルから一番遠い(安い)ロットGという駐車場に停めました。

ロットGへはシャトルバスが巡回していて、そちらに乗ればターミナルまで直接行くことが出来ます。フィンとプーはケージには入れずそのままバスに乗ることが出来ましたが、運転手からは「一番奥に座って。犬は膝の上に乗せて」と指示がありました。月曜の朝だからかバス内も割と混んでいましたが、ワンコ達を見てニッコリしてくれる人もいて、犬連れでも全然大丈夫でした。

私たちの便はユナイテッドだったので、ターミナル1に向かいます。バスを降りたすぐ傍(空港のドアの外)に荷物をチェックインするカウンターがありました。荷物のチェックインは、前日アプリから前もって行っていたので、カウンターへはスーツケースを手渡したあとタグをもらうだけで、30秒程度で終わりました。その際に係員の方から「犬のチェックインは中で行ってください」と指示があったので、ユナイテッドのチェックインカウンターへ向かいます。

ワンコ達のチェックイン

航空会社によっては犬の機内持ち込みの規則が厳しいとか、ケージが犬にとって小さすぎる(立ったり回ったりすることが出来ない)としてチェックインを拒否されたなんていう話をネットで見かけたので、うちも搭乗拒否されたらどうしようとすごく緊張していました。

フィンとプーは11.5kg (25lb)ですが、ユナイテッド航空は重さの指定はないため、肝心なのはケージの寸法です。前の座席に収まるサイズということで、こちらのページに指定サイズの説明があります。私が購入したのはRoverlundのソフトキャリアーで、長さ10インチ、幅8インチ、高さ6インチのものです。Airline Compiant(航空会社のサイズに準拠している)と書いてあったし、インスタなどでもこちらのケージを使ってペットを機内持ち込みしたという写真などをたくさん見ていたので大丈夫だろうと思ってこちらのケージにしました。

ただ、コーギーのサイズとしてはギリギリです。人によっては「窮屈だ」と感じるかもしれないくらいのサイズ感です。もし当日の担当者が「これじゃ窮屈すぎる」と言えば拒否されてしまうことも考えられました。ネットには割と厳しいとか、全然話を聞いてくれない人だったとかネガティブなことが書かれているので、本当に不安でした。

こんな感じです。
ちゃんと入るし、中で回ったり寝転がることも可能です。

結果、全然大丈夫でした。
チェックインカウンターへ向かった際も、実はワンコ達はケージには入れずそのまま歩いて向かいました。担当の方も「ケージに入れて」とは言わず、チェックインの作業を淡々とこなし、「このタグをケージにつけて。搭乗時は犬をケージに入れてね」と言われただけ。一瞬、その方の上司みたいなのが通りかかった際に「ケージにちゃんと入るか確認しなさいね」と言ってたのですが、その担当の方は無視してました(笑)

セキュリティー通過!

私たちはTSA Precheck(事前審査プログラム)というのを前もって行っていたので、空港のセキュリティーチェックは、その専用の列に並ぶことが出来ます。これが早いのなんのって。飛行機に乗るとなったら一番時間がかかるのがこのセキュリティーチェックだと思うので、Precheckの手続きをしておけば空港での待ち時間がかなり短縮されるのでお勧めです。

ワンコ達は相変わらずケージの中には入れず、そのまま一緒に歩いてセキュリティーチェックへ向かいました。TSAの方もワンコ達を見てニッコリ。金属探知機もワンコ達と一緒に通りました。

出発時間までゲート付近で待機

セキュリティーを抜けてしまえばあとはゲートで待つだけです。ワンコ達は相変わらずケージには入れず、散歩スタイルで一緒に歩かせていましたが、オヘア空港では特に注意もされず大丈夫そうでした。

こんな感じ

ゲートに行く間にPet Relief Area(ペット専用トイレ)なるものを見つけたので行ってみたのですが、フィンとプーは全然興味なし。他のワンコ達の匂いがしすぎて嫌だったのかもしれません。正直、入った瞬間に割と匂いがきつかったので、使用後に水を流す蛇口などがあるとはいえあまり綺麗だとは感じませんでした。私が神経質なだけかもしれませんが…

結局、フィンとプーは駐車場で一度トイレをしただけで、2匹ともその後アリゾナの両親宅に到着するまで一度もトイレに行きませんでした。かわいそうでしたが、出来るだけ水も控えさせていました。

話は戻り、ゲートに着いたら落ち着いて座れる場所を確保し、一応念のためフィンとプーにおむつを付けました。フィンはマナーベルト、プーはおしりも隠れるタイプのおむつです。前もって調べた際コーギーの尻はおむつが落ちてきてしまうというのを知って、本当はサスペンダーを買いたかったのですが、夫が「おむつ用の服作ればいいじゃん」と簡単に言うので意地張って作ってみました…が、緩すぎて結局おむつは外れてしまいました(苦笑)

おしりのところが緩すぎてタプタプ…

いざ搭乗!

搭乗前、夫がゲートの係員に「犬がいるのだけど何か気を付けた方が良いことなどありますか」と聞きにいったら、なんと子連れと同じ対応をしてくれて優先搭乗させてくれました。これが非常にありがたい!というのも、「搭乗始めます」となってから実際に乗れるまでどれくらいの時間がかかるか分からないわけで、その間ワンコ達をケージに入れて持ち運ぶのは結構大変。コーギーってそんなに大きくないのにずっしりしてるので、ほんの少しの間ケージを肩にかけただけでも大変でした。

ということで車いす、ミリタリー、子連れの後に搭乗することが出来て、まだ飛行機がすいているうちにさっと座席にケージをしまい込むことができました。国内線だからか前の座席との間隔がものすごく狭くて、かなり窮屈でした。ケージも前の座席にギリギリ!今回のフライトは4時間ですが、これはちょっとワンコ達にはきついだろうなと感じました。

周りの乗客がそばを通ったり、ガヤガヤした音がワンコ達にとって不安要素なのも気になりました。また、3列の席で窓際に人が座ることになったので「足元に犬がいます」って一言声を掛けました。これが2人だけだったら、気持ち的にもっと楽だったかもしれません。

身長160cmの私の足元。かなり窮屈です。

飛行機内では

4時間のフライトの中で一番パニック状態になっていたのは離陸の瞬間でした。
飛行機が加速する中で響くゴォォォォー!という大きな音が嫌みたいでした。そこを超えてしまえば、あとは丸まって耐えている感じ…。ちょくちょく中に手を入れたりして大丈夫か確認しましたが、やはり緊張からかハァハァと呼吸が早くて、リラックスしてる感じは全くありません。もともと怖がりな二匹なのでこうなるだろうと予想はしていましたが、私と夫自身も緊張していたのでそれも伝わってしまったかもしれません。

着陸時はドスンという衝撃はあれど大きな音はしないため、離陸時のようなパニックにはなりませんでした。飛行機がゲートにつくと、前の列から順に降りていきます。私たちは犬達がいるからと一番後ろの席をとったので、飛行機から出るのは一番最後になってしまいました。フィンが我慢できずケージのファスナーを開けてしまい、ケージから飛び出してしまいましたが(ケージにリードが付いているので、逃げ出す可能性はゼロです)、フライトアテンダントの方がそのまま(ケージから出したまま)降りて良いですよと言ってくれたため、また散歩スタイルで飛行機から降りました。

全体的な印象

ネットでは割と「係員から注意された」とか、「搭乗拒否された」とか怖い話をよく見たのですが、実際のところは空港のスタッフもフライトアテンダントの方なども皆さんかなり犬達に対して好意的で、優しい印象を受けました。帰りのフライトでの経験も行きとほぼ変わりなく、空港ではケージに入れずリードで歩かせて大丈夫でしたし、チェックインの係の方もかなり犬好きでフレンドリーでした。

来年には日本へ帰国するため、2匹を飛行機に慣れさせるという意味でも今回の旅行には大きな意味がありました。実際に、行きより帰りのフライトの方が若干気持ち的に楽だった気がします。日本へのフライトはシカゴから13時間なので、一番心配なのはトイレです。あと、飛行機が大きいので音もそれだけ大きいのが不安でもあります。

ただ国際線の方が足元が若干広いのと、2列の座席があるのでそこを絶対予約するようにして、なんとか犬達への負担を最小限にして日本への帰国を実現させたいと思います。

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